About us 日本ストラクトグラム®センターについて

ストラクトグラム®トレーニングシステムは、ビジネスパーソンのための人材育成プログラムです。1970年代、ドイツの人類学者シルムとアメリカの脳科学者マクリーンが出会いました。そのとき、ドイツの某大企業の人材トレーニングについて考えていたシルムは、マクリーンの「三位一体の脳」の研究に興味を持ったのです。二人はこの三位一体の脳モデルをもとにして、バイオストラクチャー分析を開発し、1977年にマーケットに紹介しました。それが 「ストラクトグラム®」です。

1990年代からの脳科学研究の進歩により、ストラクトグラム®の基本理論の正当性が確かめられてきました。個人の行動における神経伝達物質や脳内ホルモンの役割は重要であり、これらは遺伝的にある程度決まっています。まずは自分の行動パターンを理解することで、他の人の行動をより深く知ることができます。ストラクトグラム®では、これらの科学的事実を効率的に理解して、実生活やビジネスシーンで役立てるために、3つのコース（自己理解・他者理解・顧客理解）を順番に受けていただきます。
半世紀の長きにわたる試練を経て、いまだ色あせない科学的理論に基づく人間理解のメソッド。興味を持っていただけましたでしょうか。22ヶ国で18ヶ国語に翻訳され、今なお進化を続けるストラクトグラム®の世界を知りたくなったら、まずはショートセミナーの受講をおすすめいたします。ドイツ人の須田イルムガルドを含む日本ストラクトグラム®センターの講師陣が、世界の最新情報をみなさんにお届けいたします。

あなたは今までに、対人能力を伸ばすために、複雑な心理学や性格分析を使ったセミナーを受けたり、本を読んだりしたことはありますか？ストラクトグラム®はこれらとはまったく違います。バイオストラクチャー分析は脳を3つの領域に分けますが、この「3」という数字が大切です。たとえば7つや8つなど、さらに複数の領域に分類された方法で人間理解を深めたとします。会話の最中、特にセールスやプレゼンテーションのときなど、その場ですぐに使えなければならない対人能力がはたして向上するでしょうか？「ちょっと待って！」と言って横に置いてある本を見ながら、その人がどれに分類されるかを考えている時間はありませんよ。

我々の対人能力向上セミナーでは、ストラクトグラム®やトリオグラム®と呼ばれるツールを使って、その場ですぐ役立つ人間関係マップをみなさんの脳内に構築します。人類学者と脳科学者がタッグを組んで作ったこのトレーニングシステムは、その科学的本質の難しさに反して、非常にシンプルな体系にまとめられています。一度この道具を手にしたあなたは、他の道具はまったく使い物にならないことに気がつくでしょう。
もちろん、少し時間を置いて熟考できる環境では、より深い知識というのは本当に役に立ちます。しかし、日々ものすごいスピードで流れる生活やビジネスシーンに身を置き、東京などの大都会に住んでいるみなさんならおわかりのことと思いますが、一瞬一瞬の成功を勝ち取るには、シンプルで強力なツールが必要であることはすぐにご理解いただけることでしょう。ストラクトグラム®・トリオグラム®はそのようなツールであり、みなさんの成功を具体的にグッと近づけてくれるものになります。新入社員のみなさんにも、ベテランのみなさんにも、きっと価値のある学びになることでしょう。

ストラクトグラム®トレーニングシステムでは、必ず最初に【パート1 自己理解】を受けていただきます。これは、まずはすべての人が最もよく知っている自分自身のバイオストラクチャーを知って自分自身を再認識することで、それまで無意識に行っていた偏見などを見つけるためです。「彼を知り己を知れば百戦殆からず」とは孫子の有名な言葉ですが、敵を知るのは至極当然のことですから、この言葉の本質は「己を知れば」の方にあることは明らかです。つまり、成功を得るために最もよく知られており、かつ最もよく忘れられていることは「己をよく知らないこと」ではないでしょうか？つらいかもしれませんが、少し過去の失敗を思い出してください。それは、自分自身をよく知らなかったことによるのではないでしょうか？別の言い方をすると、もし自分自身をよく知っていたら避けられたかも知れないと思うことはないでしょうか。

さまざまな本やセミナーで知識を学んだり、どうすればいいのかというハウツーや、人を操るテクニックを身につける前に、まずはこの対人能力向上セミナーの【パート1 自己理解】を受けてみるのはいかがでしょうか。世の中を見回してみますと、己を知るための書籍や活動はあまりありません。日本には「禅」と呼ばれるものがありますが、これは若干ハードルが高いですよね。性格を含む人の性質のうち、半分は遺伝的に決まっていると言われています。残りの半分は環境によって決まってしまうのですが、それでも自分自身を構成する50％を知ることができたらどんなにいいことでしょう。ストラクトグラム®を使うことで、自分自身が遺伝的に持っている特性を知ることができるとしたら、みなさんどう思われますか？
我々のセミナーで、みなさんが必ず自分自身のことを100％理解できるとは言い切れないかもしれません。しかし、そのうち50％をバイオストラクチャー分析で知ることができるのです。今の技術では遺伝子解析をしても出てこない、このみなさんの遺伝的な気質を、対人能力向上セミナーの【パート1 自己理解】で理解しましょう！